ASUS TransBook T90CHI を買った
32Gのを買った.日本橋でUMPC (VAIO Pみたいなやつ)が中古でないかなーと探しているとこれを見つけて一目惚れした.(その後中古のVAIO Pが見つかったが4万円もするので,こちらを買うほうがいいと諦めた.)その後しばらくkakaku comで値段の推移を観察していたのだが,7/18に突如最安が3000円ほど下がり,これは買いと思いぽちった.その後数時間でさらに4000円ほど下がって悔しい思いをした.価格.com - ASUS ASUS TransBook T90Chi T90CHI-32G 価格推移グラフ
届いたのは次の日.そしてこれを…
こうじゃ \ババーン/
上の画像ではUSBメモリからLive起動しただけでインストール作業はまだしていない(難航が予想される).USBメモリから起動するだけでも色々苦労した.メモを残す.
- UEFIのSecure Bootは切る
- Secure Bootを切るとWindows8のbitlockerが解除されなくなるので,予めBitLockerはWin8の設定からオフにしておく.
- Win8の高速起動は切る(筆者の体感差では違いが見られなかった)
- Live USBメモリはUEFI起動に対応している必要がある(おそらくこのデバイスはLegacy BIOSブートに対応しない)
- UEFIからは32bitのEFIファイル(bootia32.efi)しか読み取られない.そのためUSBメモリの/efi/bootにbootia32.efiを置く.
UEFI設定の起動方法は二種類ある.定番のWin8の保守・管理メニュから起動する方法が一つ.このタブレットではVolume downキーを押下しながら電源を入れるとBoot Menuが出るので,そこからUEFI設定に入る方法がある.
ただしVolume downでのメニュー表示は少しコツ?がいって上手くいかないこともある.なおWin8で高速起動が有効化されている場合はこの方法は使えないため,再起動を利用して一時的に無効化するか,Win8の電源設定から恒久的に無効化する.
UEFIの設定画面及びBoot Menuはタッチ操作に対応しているのでキーボードを繋がなくても操作できるが,GRUBでのメニュー選択にはキーボードが必要になるのでUSBハブの用意が要る.
ISOファイルはubuntu-ja-15.04-desktop-amd64.iso Ubuntu 15.04 日本語 Remix リリース | Ubuntu Japanese Team を用いた.Live USBメモリ作成にはRufusを用いた.bootia32.efiはXDAから持ってきたのを使った(要注意).
画面はデフォルトで縦長になるので,Ubuntuの画面設定で回転した.
参考
- Asus T100 Boot key combinations - XDA Forums
- ASUSTeK Computer Inc. -Support- FAQ How to enter the BIOS configuration of Windows 8?
- Booting Ubuntu on the Asus Transformer Book T100 - Liliputing
- [FAQ] Asus T100: Installing custom OS (andro… | Windows 8, RT Development and Hacking | XDA Forums
- [FAQ] Asus T100: Installing custom OS (android/ubuntu/*nix/Windows 7/Windows 8 x64) - Post #3 - XDA Forums
- 32bit UEFIマシンで遊ぶ