気まぐれLinux

なんかLinuxとかその他諸々について書くらしい

ポータブルなQMLの実行環境(今回はWinのみ)をすぐ作る

QMLの弱点はWeb技術のようにどの環境にもあるツール(Webの場合ウェブブラウザ)を使って実行できないことだと思う.(※ Plaristote/qmlweb これはブラウザ上でQMLを実行できる実装.大変興味深い.)QMLの布教会をするにあたり,Qtをインストールさせるのは時間も手間もかかる(ネットワークリソースも)と判断し,とりあえずデモで用いるプログラムを実行できるなるべく小さい環境が欲しいと思った.USBメモリで渡して,インストール不要でQMLを実行できるような.

QMLをとりあえず実行するプログラムとしてはqmlsceneコマンドがよく用いられるが,

The qmlscene utility is meant to be used for testing your QML applications, and not as a launcher in a production environment. To launch a QML application in a production environment, develop a custom C++ application or bundle the QML file in a module. See Deploying QML applications for more information.

Prototyping with qmlscene | Qt 5.5

にあるように本来配布用ではない.あくまでおためし(開発)用なのでそのことを留意.

基本的に QML(Qt)アプリケーションの配布方法(Windows編) ver Qt5 - 理ろぐ にあることそのまま(やってしまってからそっくりそのままだと気づいた).

今回はQt 5.4 mingw 32bitを用いた.やったのはqmlscene.exeを持ってきてエラーが出たらdllを持ってくるのを繰り返しただけ.Qtがインストールされていないマシンにコピーしてデモアプリ動くことを確認.(アプリケーションによっては追加のファイルが必要になる)

.
├── Qt5Core.dll
├── Qt5Gui.dll
├── Qt5Network.dll
├── Qt5Qml.dll
├── Qt5Quick.dll
├── Qt5Widgets.dll
├── icudt53.dll
├── icuin53.dll
├── icuuc53.dll
├── libgcc_s_dw2-1.dll
├── libstdc++-6.dll
├── libwinpthread-1.dll
├── platforms/
│   └── qwindows.dll
├── QtQuick/
│   ├── Controls/
│   ├── Layouts/
│   └── Window.2/
├── QtQuick.2/
└── qmlscene.exe

11 directories, 169 files

先のページにあるようにexe,dll<Qt>/bin/から,qwindows.dll<Qt>/plugins/platforms/から,QML関連のモジュールのファイルは<Qt>/qml/からもってきた.