あいちゃれ2014行ってきた感想 (予約投稿)

OUCCアドベントカレンダー2014 4日目です.

2014年11月22日(土曜日)開催のあいちゃれ2014最終選考会に行ってきました.

まずコンテストを雑に紹介.

あいちゃれについて

立命館大学主催の全国高校・大学ソフトウェア創作コンテストです.ジャンル不問,開発言語不問,実行環境不問.

あいちゃれの最終選考会について

事前にエントリーした作品の中から選ばれたファイナリストが作品を持ち寄って参加し,プレゼンテーション,そしてパネルディスカッション(今年度から)によって自分の作品をアピールします.最後に協賛企業賞と最優秀賞が選ばれ表彰されます.

それ以外に企業交流会,パネルディスカッションも行われます.

感想

最初に結果を述べておきますと,ダメでした.そりゃあね.ぱっとするところのない作品だったし.でもダメでも奨励賞ということで一万円もらえるそうです.なんでだろう.立命館大学様太っ腹です.

高校生

さておき,感想をグダグダ述べるわけですが,大学生の発表の前に高校生のプレゼンテーションがあります.レベルがすごかったですね.正直大学生負けてる感が

まずC++erが多かったですね.素晴らしい.論文を読んだり自分で考えたりしながらOCRを実装したり,3Dゲームをゲームエンジンを使わずイチから(Unityとか使わずC/++とかGLSL使いながら)実装したりしてる方がいました.必要になる数学が高校生レベルを超えてる気もするけど.Markdownで書かれた記事からstaticなブログを生成してGitHub-Pagesにアップロードできるソフトウェアを開発しておられる方がいました.目の見えない方でもできる音ゲーも面白かったですね.バイブレータなんかで皮膚?感覚的フィードバックをするのも面白いんじゃないかなと思いました.音ゲーのデモで音が出ないハプニングとかありましたがやり遂げてくれました.

ここに書いた貧弱な感想から発表に興味を持たれた方は,後日Youtubeに発表の様子をアップロードするそうなので,是非ご覧になってください.

ポスター

次にポスター発表ですね.同時に共催企業のGSTYLUSさんからピザ(私は食べられない)が振る舞われました.私はブースの前にいたりいなかったり(正直自分のを発表するより他のを見たかった)しながらふらっと来た人を捕まえて解説してました.使用したポスターは以下になります.

f:id:yuntan_t:20141123234534p:plain

ポスターを制作したことで既存の画像からシルエットを生成する技術を習得出来ました.用いた既存の画像はこれです.文章の途中にごちうさネタが微妙に挟まってますが真面目に解説してました.

このポスターを見れば分かるように,特にアピールポイントがないです.ザンシンなアイデアでもありません.ほぼ同じ機能を持ったものがあることも把握してるし.なので発表するとなると細かい点をごちゃごちゃ書くだけになります.

ここでこういう発表会で強みとなるのはなにか,アピールポイントが明白であったり,実行時のルックスがインパクトがあること.使うと楽しそうだなと容易に想像できること,アイデアが独創的であることです.(もちろん技術的にすごいことも評価されます.)目をひこうと背景をいじったりはしたわけですけどね.これ以上やりようはありませんでした.

パネルディスカッション

書くのを忘れそうになった昼食のためサブウェイに走ってたりポスター見て回ってたのであまり聞いてません.サブウェイのあるキャンパス羨ましい.阪大はサブウェイが無いからクソ.

ウェアラブルだとか,シンギュラリティ(技術的特異点)について話されていたようです.

大学生

大学生はソーシャル系というか,コミュニケーションを重視するものが多かった.まあ今年のテーマが「場を盛り上げるソフトウェア」なこともありますし.あとグループ開発が多かった.感想は書きません.というか別の記事にします.こちらも後日ようつべに上がると思います.

企業交流会

プレゼンから発表までの間に審査タイムで空き時間がありまして,デモを見たり企業ブースに行ったりしてました.ポスターのブースに立ち寄ってくださった方なのですが,2D/3D CADで大手の会社とのことです.物理系の方が就職してらっしゃるとのことで興味がわきました.お話が聞けて良かったです.

発表

自分がそれでないとわかっててもドキドキするもんですね.非常にみっともない.感想は以上です.あ,見事RedBull100本勝ち取った方,おめでとうございます.RedBull鍋でお腹壊さないように注意してください.

総括

なんか作品作ってコンテスト出しましょう.あいちゃれ以外のコンテストとしては,国の委員会が主催のU-22プログラミングコンテストがあります.それ以外もたくさんあります.なにか自慢したいものが作れたら積極的に応募しましょう.出しておいて損はないです(ファイナリスト入れなかったらちょっとがっかりするけど).コンテストに出すことを目標として創作するのも捗ります.

最終選考会は発表の場になりますが,他の方々の作品を見て刺激を受けたり楽しんだりするのも参加する大きな意義だと思います.ファイナリストに選ばれなくても行ったら楽しいと思います.

参考

#あいちゃれ 2014関連tweetのまとめ

次回は(も)あいちゃれに関連したクソエントリです.

ArchにHaskell IDE 「Leksah」をインストールする

めっちゃしょうもないところで詰まってしまった.

cabal install leksahするだけのはずだったんだが,ライブラリをリンクするときによく分からないエラーが出てきて詰まった.

pacman -S webkitgtk gtksourceview3
cabal install leksah

で終わり(本来は).

archlinux - Haskell: failed to install webkitgtk3 on Arch linux - Stack Overflow

setup: Missing dependencies on foreign libraries:
* Missing C libraries: webkitgtk-3.0, javascriptcoregtk-3.0
This problem can usually be solved by installing the system packages that
provide these libraries (you may need the "-dev" versions). If the libraries
are already installed but in a non-standard location then you can use the
flags --extra-include-dirs= and --extra-lib-dirs= to specify where they are.

上記パッケージをインストールしたはずなのにこんなことを言われた場合には,pacman -Syauすると直るかもしれない.めっちゃ基本的なことだけど随分詰まってしまった…

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(なんかかっこよくないな…)

波動方程式の数値シミュレーション

1次元の場合みたいに解析的に解けるのかと思ったら解けなかった(解くのは容易ではないらしい)ので,例の本に従って数値シミュレーションした.

yuntan/WaveRoom · GitHub

なかなか思うように進まずここまで時間がかかってしまったので,できたときには飽きてた.なんか別のことがしたい.

Qtは便利だけどGUI作るのはやはりめんどくさかった,PythonでVispyを使ったら同じようなことが簡単に出来ていたかもしれない.まあopenGLから何から全て自分でやったのでいい経験になったのか…?

あと初期速度分布の使い方がわからないんだけど…

clangでQt

GCCに吐かせたQtのプログラムのバイナリだと起きないのに,Clangに吐かせたバイナリを実行するとSIGSEGV(Segmentation fault)するという事態に遭遇した.落ちる箇所は

  connect(calc, &WaveCalculator::calcFinished, [=]() {
    timer->stop();
    delete faces;
    faces = calc->result();
  });

他にもシグナルとlambdaをconnectしている箇所はあるのに,ここだけダメだったというのも不思議だ…

まあGCC使うべきなんだろうけど


追記

アプリケーション出力を見ると

QObject::connect: invalid null parameter

というメッセージが,つまりcalcかnullなのにconnect使用としてるからだった.直したらClangビルドでも落ちなくなった.自分のミスではあるんだけど,メッセージが出ずに落ちるのはバグ報告したほうがいいんだろうか…

波動方程式の解析解シミュレーション(完)

やったぜ

つらかった

http://nbviewer.ipython.org/gist/yuntan/b904411ca3aa7ffa1922

波動方程式の解析解シミュレーション

波動方程式の解析解シミュレーション(未完)

かなりつまづきながらだったができた.

http://nbviewer.ipython.org/gist/yuntan/b904411ca3aa7ffa1922

波動方程式の解析解シミュレーション

HaskellでLife Gameを作りたい人生だった

だった

参考にしようとしたリンクをとりあえず記しとく